2021-01-01から1年間の記事一覧

肉食は倫理的に容認できないので人工肉の研究開発を推進しよう

善悪判断のプロセスは2つに大別される。すなわち、(1)身の回りで言われる善悪判断をそのまま取り込んだ形での判断、(2)倫理上の大原則からの演繹、である。 我々は善悪判断に関する様々なメッセージを日々受け取る。それは周囲の人が直接的に発言するもので…

「介護の生産性向上」は「新しい死に方」への布石と捉えるべし

介護の生産性向上を報じた新聞記事が炎上した。ツイッターには「介護に生産性を求めないで」というハッシュタグができている。 www.nikkei.com 「介護現場の実態を熟知してからものを言え」との意見はもっともだ。介護に生産性を持ち込む姿勢を人間性の観点…

コンビニは物質的快感は売ってくれるが幸せは売ってくれない

先ほどコンビニに行った。昨今のコンビニには多種多様な商品が陳列され、明るい音楽が四六時中流されている。買う予定のなかったお酒やスイーツを買ってしまった経験がある人も多いのではなかろうか。 問題は、こういった物質的快感は幸福に繋がりづらいとい…

老害化しないためには自分のやり方を相対化して捉えるべき

老害という言葉がある。ここでは「合理的に検討することなく新しいやり方を拒絶し、自分が慣れ親しんだやり方にこだわる人」と定義しよう。「老」の字が入っているから誤解されやすいが、老害に年齢は関係ない(少なくとも原理的には)。従来法と新規法を広…

「どうなりたいか考えよう」の限界

「どうなりたいか考えよう」という考え方は有用だ。目標を定め、現状とのギャップを認識し、ギャップを埋めるための合理的方策を考える。今まさに問題に直面しているなら、この枠組みは大いに役に立つだろう。また、どうなりたいか考えることで、「問題だと…

お金と能力の共通点

お金や能力の本質は「汎用的な道具」であることだ。あればあるほど便利だし、増やす努力をした方が人生が順調に進みやすくなるだろう。いずれも人生の選択肢を広げてくれる。 しかし、これらは人生の本質ではない。お金や能力がないからといって、自分の本質…

倫理は頭で理解せよ。心で理解するもんじゃない

倫理観はあった方が良いだろうか。ほとんどの人は「あった方が良い」と答えるだろう。だが、本当にそうだろうか。下の図を見てほしい。 倫理は心で感じる方法と頭で考える方法がある。心で感じるとは、人を想う気持ちを基盤として、人の幸福を心から願うこと…

研究者視点での幸福最大化

人は先天的な性格や後天的な環境に応じて視点、観点、ものの見方、捉え方を形成していく。もちろん研究者には研究者特有のものの見方がある。これを人生に応用すれば幸福達成に寄与できるかもしれない。この記事の目的は、研究者特有の視点を用い、幸福達成…

人生はマニュアル化できる

誤解を恐れずに言おう。人生も仕事も人間関係も、みんな技術だ。気持ちではない。技術だ。 より正確に言おう。物事は80点まではマニュアル化できる。つまり、技術として習得できる。「結局は人それぞれ、相性」って全くその通りだが、それは100点を目指すな…

ぼくの天才エピソード

◯生活 トイレットペーパーがなくなる前に新しいのを買うことができる。 うんこできる。 インターネットへの接続方法が分かる。自宅PCだけでなく、スマートフォン、またインターネットカフェでも! オンラインショッピングが利用できる。 ◯言語 日本語が聞き…